カテゴリ: 読書録



今回はこの本、白石一文著の「私という運命について」です。私という運命について (角川文庫)posted with カエレバ白石 一文 角川グループパブリッシング 2008-09-25ドラマ化もされているこの本、白石一文ファンの僕としても、この作品は他と違って1人の女の人の人生を数十


医療をテーマにした文化作品と言えば「ブラックジャック」を皮切りに「白い巨塔」や「ブラックジャックによろしく」、「医龍」などが有名だと思う。今回は、少しマイナーだけど読みやすくて、割とせきららと言うか、事実に忠実なものをいくつかピックアップしてみました。1


映画を見そこねたので本で読んでやろうとおもってつい買ってしまいました。すいすい読めましたね。ざっくり言うと主人公がパートをしている銀行から1億円横領してしまう話なんですが、うまく「ありきたりな人間の毎日」感が出ていたと思います。普通の主婦ですし、まず女性


もう2014年も終わりですね。年々時間経過がはやまっているのを感じます。ところで、年をとればとるほど時の流れが早く感じるのは、数字上”生きた人生に対する1年”が相対的に小さくなるから、という話がありますね。50歳の人にとっての1年は1/50、人生の2%で


人間失格 (集英社文庫)posted with カエレバ太宰 治 集英社 1990-11-20 Amazonで検索楽天市場で検索あらすじの簡単なまとめ 主人公の葉蔵は、頭が良く裕福な家庭で育った、何不自由無い男だった、人を信頼できない事をのぞいては。彼は自前の賢さもあいまって、他人が自


「GDPも2期連続マイナスで年率換算ー1.8%と厳しい状態が続いてるなあ…」と思いながらコーヒーをすすっている。車の中でラジオを聞いていたら「アベノミクスの失敗だ」と言い続ける証券アナリストの声と、「アベノミクスの失敗を表すわけではない」と必死に火消しするお


なぜ生物は利他的な行動をとるか?なぜサルは仲間に木の実を分け与え、鳥はエサを見つければ周りに知らせ、ガゼルは敵が近づいてくると自分が見つかって敵に察知される確率を高めてまで周りに危険を知らせるのか? 利他的な行動は、個体レベルでは淘汰されるべき特質である


 かの有名な俵万智のサラダ記念日を今頃読んだ。最初は特に意味も無くパラパラとめくっていただけだったのだけど、ふとこんな歌が目に止まった。思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ  衝撃を受けた。 たった一行でここまで夏の思い出がわきおこり、