僕は少なくとも月1回は、寝当直のバイトを入れるようにしています。

インドアな内容でやるべき事って、結構ありますよね。

医学に関係する事で言えば

  • 学会発表の資料を作る
  • 論文を読む
  • 論文を書く
  • 教科書を読む

など。

医学以外の事で言えば

  • 積ん読本の読書
  • ブログなどの執筆活動
  • 筋トレ

など。

これらの内容を休日に家でやると、結構丸1日つぶれませんか?

僕の場合ですと、午前中ちょっと遅くに起床して活動して、掃除とかもしたりしてデスクワークをやりつつ、気分転換にコンビニに出かけたりしてダラダラと仕事を引き伸ばし、結果的に半日で終わったであろう内容に丸一日かかってしまう。こんな感じです。

なんか勿体無い。

医師免許を持っている人間がずっとそこにいて離れない、これだけで成立する仕事があるのだから、それと両立すれば良いのではないか?

それだけで○○万もらえるんだから、病院で待機しつつデスクワークを片付ければ効率的です。

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休日をつぶしてまで働きたくない、と思ってしまうときもありました。

しかし、デスクワークで自宅で丸1日つぶすのと、何かあったら呼ばれる状態で24時間病院で丸1日つぶす(実働1時間以下)のでは、そんなに変わりありません。

なので、寝当直バイト with デスクワークは休日をつぶしていないのと一緒です。

気づくのに半年かかりました。

さらに、僕が見つけたコツは、バイトの予定をあらかじめ入れておいて、そこにあわせてデスクワークを貯めておく、というドクターズライフハックです。

例えば6月に学会発表があるとします。ならば2、3、4月とそこそこな回数の寝当直バイトを入れます。医師バイトドットコム で探せば簡単に見つかるはずです。

そして、学会の資料作成を休日に家でやるのではなく、バイトで稼ぎながら資料を作ってしまいます。そうすれば、学会発表を押し付けてきたムカつく上司に対する

「クソッ!学会発表なんぞ面倒な事に巻き込みやがって!あのクソやろう!」

みたいなドス黒い感情が沈んでいきます。やがて慣れてくると

「バイトして稼いで、学会発表して専門医へまた第1歩近づいた、感謝」

と悟りを開けるようになります。

受験勉強の時もそうですが、ずーっと同じ場所で勉強をしていると効率が落ちます。そのため、僕は受験生の時コロコロ場所を変えて勉強していました。

医者になってからも同じように、ずーっと同じ場所で作業や読書をしていても、効率が落ちます。

カフェやコワーキングスペースで作業をしても良いのですが、ほぼ寝当直のバイトがあって、かつ当直先の病院にネットがあって仕事が滞りなければ、そっちの方が良いに決まっています。

1年やってみて、結果的にかなり効率が良いので非常にオススメ致しております。