ー20代男性、医学生さんからの質問です。

こんばんは。医学部4年生です。

今年の冬に進級試験があり、うまく行けば来年からポリクリが始まります。

ただ、5年の先輩から 「休憩中の看護師たちの会話は基本他の同僚や医療者、患者の悪口」と聞いて今の時点で震え上がっています。(その職場だけなのかもしれませんが)

女性の多い「病院」という職場での世渡り(関係をなるべく悪化させずにコントロールする)で気をつけていることはありますか?あれば是非教えていただきたいです。よろしくお願いします。

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ーこんばんは、回答します。

この質問に対する回答は難しくて、というのももし仮に僕が看護師さんに嫌われていてかつ悪口とか言われていたとしても自覚できていない場合、僕のアドバイスというのはむしろ逆効果なわけで、自分がどれくらいの立ち位置にいるのか完全に把握できていない(そしてそれは不可能)限り、効果的なアドバイスは不可能だからです。

なので、僕から見て周りの先生が「こんなことをしたら嫌われて悪口を言われている」という事例を紹介、という形にします。

まず態度が高圧的、上から目線、これは最も嫌われているタイプの人種だと思います。どうしても行える業務の範囲からは「医師にしか許されていない仕事」というのが多々ありますので、勘違いして看護師より医師の方が上だ、なんてことを思ってしまう人がいるのもわかりますが、そういう思考はよくないですね。仮に思っていても態度には出さない。

まずここじゃないでしょうか。

あとは、特定の誰かを「ひいき」する先生はあまり好かれません。特定の看護師さんを気に入ってしまい、つい優しく接してしまう、みたいな「人による態度の差」を生み出すと、それを看護師さんは敏感に察知します。

そうすると、医師だけでなくその看護師さんも被害を被ることがあるので、お互いのためにそういった「差」を明確につける態度はやめておいたほうが得策です。

また、医師として実力がないと単純に頼られません。とにかく医師としての実力を身につける、これが重要だと思います。

実力や余裕の有無を、一緒に働いている看護師さん達はよーく見抜いていますので、とにかく勉強して働いて実力を上げ、適度に世間話も混ぜながらコミュニケーションの回数を増やす、こういった積み重ねが信頼を得る唯一の方法でしょう。

以下は、本で読んだ内容の記憶です。

本来、女性社会というのは、我々が原始人だった頃、マンモスと戦っている男達の帰りを洞窟で子供達と一緒に待っているコロニーから始まり、宮廷の「大奥」的な、優秀なオス(お殿様)の奪い合いの場や、そして戦後の「団地の奥様達」、現代にいたるナースステーションまで変遷してきました。ホモ・サピエンスのメスの脳が空間把握能力を捨てて、言語中枢に特化しているのは、こういった狭い女性だけのコロニーでうまくコミュニケーションをとって、コロニーから「仲間外れにされない」必要があったからだと言われています。逆にオスは、マンモスとの戦いで空間把握能力を重視、コミュニケーションなんぞは戦闘における連携がとれればそれで良かったので、女性ほど特化していません。現代ではこれが「車の運転能力」とか「地図の把握能力」などにでてきていると言われています。

さて、そんな古来からの女性コロニーでは、「仲間外れにされないよう生き残りつつ、優秀なオスと交配し優秀な子孫を残す」事が最大の命題でした。

この性質を考えながらふりかえると、誰かを「ひいき」する事で軋轢が生まれ、医師として「仕事ができない」と医師としてもオスとしても評価が低い、というのは理解できるでしょう。「上から目線」が反感を買うのは、もっと脳の高次的な、仕事におけるプライドなどそういった部分の対立でしょう。

まあ、ごちゃごちゃ考えずに学生〜研修医時代は腰は低くバリバリ働いて勉強すればオッケーです。


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