C型肝炎治療薬「ハーボニー」で一世を風靡した同社でしたが、メルク社などの競合が出てきた事もあり、売り上げが市場の予想を下回りました。

また、ハーボニーは偽造品が出回りニュースになりました。

C型肝炎治療薬の偽物出回る
http://www.asahi.com/articles/ASK1K45PVK1KUBQU00M.html

ハーボニー配合錠偽造品について
http://www.gilead.co.jp/~/media/japan/pdfs/corporate/20170117/harvoni_counterfeit.pdf?la=ja-jp

このニュースだけ見ると「本物の空ボトルが買い取られて裏市場で流通している」としか思えません。闇の組織のシノギになっている気がします。やはりこの高価格な薬は市場にとって「異物」なのでしょうね。

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メルクは免疫チェックポイント薬「キイトルーダ」で小野薬品工業の「オプジーボ」に対抗する状態で、今最も波に乗っている製薬企業だと言えるでしょう。ギリアドが対抗するためには買収が必要だと考えられますが、うまいこといくのか、という不安はどうしても残ります。

さらに言うならば、米国大統領選挙で有力候補だったクリントン氏が製薬企業バッシングを行なっており、全体的に製薬企業の株価が低迷している状態であったため、トランプ大統領になったこともありギリアドの購入に踏み切りました。しかし、蓋を開けてみればそのトランプ大統領ですら製薬企業バッシングサイドでした。

ファンダメンタルズから判断すれば、まだ立ち直るチャンスがある企業だとは思いますが、もう少し株価が下がる可能性があると予想して今は一度損切りしました。



株価は下がりましたが、円安ドル高が進行した影響で為替が相殺、結果的に軽微な損失で済みました。

Stock price of GILD. 
https://www.google.com/finance?q=gild&ei=1iCgWKDCHome0ATz373oCA
by google finance
 
これで現在ホールドの製薬企業はユニリーバ(ティッカーシンボル:UL)のみになりました。購入単価は39ドル(1ドル105円)です。愛用のボディソープはダヴです。

今後のシナリオとしては、ひとまず製薬企業への投資は控えます。大きな流れとしては、石油価格が高騰しエネルギー関連企業が息を吹き替えす方向に賭けます。