ついに飲みました。

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アインリッヒ カルシュタッター ザウマゲン リースリング ベーレンアウスレーゼ です。2008年。

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コルクはこんな感じ。

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琥珀色で濃い色をしており、トロトロと粘度が高いように思われます。

香りはそこまで強くなく、正直あまりわからない。

まず一口。舌先〜唇の裏にピリリとしたうっすーい酸味があります。そこには確かに、いつものリースリングがいました。

口全体に行き渡らせると、甘く粘稠、飲み込むと干しぶどうのような残り香がしました。そこにはいつものリースリングはおらず、ベタベタ甘えてくる感じがしました。

この前飲んだ、チリのヴィオニエ100%の甘口とは全く異なる甘さです。いわゆるぶどうの甘さであったチリのヴィオニエに対して、ドイツのリースリングベーレンアウスレーゼはきちんと発酵による甘さという印象。甘さがしっかりと板についていて、白ぶどうの甘さに発酵の酸っぱさで味をごまかしているチリのヴィオニエとは一線を画しています。

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逆に、甘さがしっかりし過ぎていて、量はたくさんは飲めませんねこれ。ハーフ、もしくはクォーターボトルで良いから、高くてヴィンテージのトロッケンベーレンアウスレーゼを飲んだほうがタメになるかもしれません。

いやはや、しかしこれでてさらに上、アイスヴァイン、トロッケンベーレンアウスレーゼがあるというのだから恐ろしいですね。リースリングはもっと甘くなってしまうのか…。

これ買いたい。