あけましておめでとうございます。当ブログも2014年から書いておりますが、とうとう3年目に突入する事になりました。感慨深いものです。

さて、記念すべき2016年、大晦日は当直業務にて終了しました。

まず夕方ごろはそこそこ忙しくて、1人あたり救急車のノルマは2台同時、という状態でした。最初に挿管と検査のオーダーだけしてしまい、検査の順番だけ指示してあとは看護師さんにやってもらいつつ、2人を見渡せる位置にいて状況把握、上級医の手が空いた瞬間を狙って相談させてもらうという流れです。1つ1つ看護師さんの手が手持ち無沙汰にならないよう、適宜巡回しながら指示を出しつつ、医師でしかできない仕事を適宜ジャブのように打ち込んで行くのも大事ですね。救急隊の人も心マなりルート確保の補助してくれたりしてくれて、本当助かりました。もう寿司おごらせていただきたい。

そして19時ごろ、少し落ち着きました。みんな見たいテレビがあると病院には行かずに家でテレビを見ているんですね。お寿司を食べながらK−1を鑑賞していました。上級医が寿司を出前で頼んでくれました。

そこからちらほらとやってきて、紅白が終わった頃にドッと患者が増えます。「紅白を見終わったら気分が悪くなった」なんていう クソ野郎 患者も来ました。こっちの気分が悪くなるわい。なお、年越しは「ん?今何時だ?」と思って時計をパッと見たら、2時で「あっ」ってなって終わりでした。

そこからは重症症例の嵐です。 正月早々腸管穿孔とかお気の毒でなりません。やっぱ正月にわざわざ来るような人はそこそこ重症な人が多い印象です。もちろんそうでない輩もたくさんいますが、少なくともいつもよりは入院が多かったです。

バタバタとその場をコントロールし続け、気づいたら朝8時で日勤帯の方達がたくさん現れました、あの瞬間の心強さ半端ない。「遭難して絶対助からない、と思っていたら、救助が来た」みたいな気持ちです。遭難した事無いけど。

直明けには上の先生が持ってきてくれた豪華な御節を食べながら、テレビをだらだらと医局で見ていました。そして同期と初詣へ。おみくじは中吉でした。おみくじのありがたいお言葉で気を引き締めます。

帰宅、睡眠、今です。1回やってみたら、案外レア症例ばかりで勉強になったし楽しかったです。でも毎年これはキツい。笑