なぜこうなっているんですかね。

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まず事実として、全体として1.5倍になっていて、20〜24歳の若い女性だけでみると3倍だという事です。この原因としては、下記のような理由が考えられます。

  1. 梅毒を持っている男性が、不特定多数の若い女性と性交渉する数が増え、若い女性を中心に感染者を増やした
  2. 若い女性同士で性交渉する人が増え、梅毒を感染させあって感染者を増やした
  3. 実は梅毒感染している男性もいるが、病院に行っていないため統計上こう出ているだけ

1はいくつか可能性があると思います。

まず1つが一部の男性がひたすらにモテるようになった説。アベノミクスの恩恵を被りブイブイ言わせちゃっているようなタイプ。可能性が0とは言えないかもしれません。

次に、若い女性で性風俗で働く人が増えたという説。今の若者は金がありません。またデフレもあり、性風俗業界も空っ風が吹いている事でしょう。そこでやはり性風俗業界に需要がある若い女性が働き出した、しかも本来そういった業界で働かないような人が、派遣社員の給料だけではやっていけないから軽い気持ちで月に2回だけ働いている、というエピソードであれば辻褄は合います。性風俗業界全体の性交渉回数は変わらないにしても、1人あたりの性交渉回数が少ないながらも多くの人がそこに参入しているため感染が拡大している、というエピソードです。


2は僕の知るところではありませんが、一般的に考えて、女性同士が増えれば男性同士も増えると思います。男女のペアがあって、週1回セックスをしていたとして、ある日別れてお互いに男ー男、女ー女のペアになって同じ週1回セックスをするというようであれば、男女のバランスは一緒なはずですから。なので2のようになるには、この1年で日本男児の性欲がグッと減退しセックス回数が減り、女性は変わらない〜増え、仕方なく女性同士でセックスをしている、というエピソードでないと辻褄が合いません。1年でこういった変化があるとは思えませんから、2は可能性としては現実的ではないと思います。


3は可能性としては0に近いかなと思っております。梅毒は性器におもいっきり潰瘍を作るので異変がすぐにわかります。あまり画像検索するのはオススメしませんが、すればこの可能性が0に近い事はすぐわかるかと思います。


結論としては、僕としては1の可能性が最も高いと考えていて、その原因としてはいずれにせよ経済状況が根底にあるのでは、と考えています。正直「性に関する予防と教育」でこんなに1年で急激な変化をもたらすとは考え難いかと。 

この記事の読者の方で何か他に思いついた事があれば、ぜひ教えてくださるとうれしいです。

ソース:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00308869.html

追記

「日本に来る外国人が増えて、彼らが風俗利用をしていわば性病の輸入が行われているのでは」という意見をいただきました。それはあるかもしれませんね、いやはや僕の頭は固いですね。

なお、梅毒は胎児の先天奇形を引き起こすTORCH症候群の一角です、くれぐれも出産を控えた女性は感染させられないようにしましょう。