微笑みの国、タイ。日本と同じ仏教国であり、イギリスと同じ王国制度をとる、独立を保ち植民地支配を受けた事が無い、めずらしい国です。関西国際空港から約５時間、日本との時差は２時間と、日本からのアクセスが良く人気ですね。他の東南アジアの国に比べて旅行しやすい国ではありますが、外国は外国、「日本や他国ではこれはないな」という事が無いわけではないです。今回はタイに行って来て、注意するべきいくつかの事をまとめてみました（２０１５年３月情報）。
１、渋滞がハンパない
これが最も問題です。ピークは夕方５時〜８時、金・土曜に顕著。おおまかに予定の４倍の時間がかかってしまいます。空港からバンコク市内まで、空いていれば３０〜４０分程度で済むけれど、夕方の渋滞につかまると２時間はかかります。これがほとんどの観光客が出くわす最も大きな問題と行っても過言では無いと思います。例えば、予約していたレストランの時間に間に合わなかったり、ツアーの出発時間に間に合わなかったり、最悪帰国のフライトに間に合わなかったり…なんてことも。
これに対する対処法は、とにかく夕方の時間の移動を避ける事です。もしくは「一旦ホテルに帰る」など移動の必要がないように動く事です。例えば、どうしてもお土産を買いに行きたいという事であれば、買い物は午前中に済ませ、お昼にホテルに帰って一度荷物を置いて、すぐ出かける、といった具合です。また、鉄道を使うという手もあります。タイには地下鉄（MRT）とモノレール（BTS）がメインの鉄道として走っています。いずれも時間帯によっては混んだり遅れたりしますが、それでもピーク時の車移動よりはマシ。どうしても夕方に移動する必要が出てしまった場合、鉄道で移動する事をオススメします。
２、大気汚染に注意
これも渋滞に引き続いてほとんどの人が経験する問題です。タイでは大気汚染（おそらく排気ガス）がひどく、呼吸器系がやられます。現地の人でさえ、外を歩く人はハンカチで口を覆っていたり、口に布を巻いてバイクに乗っている、という人が散見されます。僕の友人は咳が止まらなくなってしまいました。発熱などの症状は無かったので、大気汚染物質に対する一種のアレルギー反応が起こったと考え、持っていた気道のクリアランスを上げる薬で対処しました。花粉症など、一定の気道過敏性を持っている人はこうなってしまうかもしれません。
対処法はマスクをするか、思いっきり粉塵を吸い込んでも体が反応しないように薬で抑えるか、しかないと思います。僕は大丈夫だったのでわかりませんが、本人は相当辛そうでした。こればかりは「食あたり」とは違って防げないので、日本から装備を持ち込む事をオススメします。
３、空港を間違えない
ドンムアン空港（DMK）とスワナプーン空港（BKK）があります。これらはバンコク市内から見ると反対方向にあるので、間違えて別の空港についてしまうと、空港間は約１時間かかりますから、かなり時間がロスします。渋滞なら３〜４時間かかってしまうかもしれません。そうなると、帰りのフライトに間に合わないという最悪の事態になりかねません。自分の航空会社はどちらの空港から行くのかチェックしておいた方がベター。 ちなみにDMKは国内線がメインで、国際線はエアアジアのみ。その他の国際線はBKKに集まっています。ですので、タイの他の地域に飛行機で行く人、エアアジアで別の国に行く人はDMK、その他の航空会社で出国する際にはBKKです（２０１５年３月現在）。覚えておきましょう。
４、タクシーにぼったくられないよう
まず、英語が通じないタクシー運転手がいます。ですのでタクシーに乗る前に、先に英語で行き先を告げて、わかるようであれば乗りましょう。わからなければ別のタクシーで。英語ができない人は大人しくHISなどのツアーにするのが良いと思います、ぼったくられるだけです。英語がそこそこできるけど、自信は無いという人は、念のためホテルのマップを印刷したものを日本から持って行きましょう。現地語で書かれたホテルの名刺があれば、なお良いと思います。
また乗ったら「By meter」と必ず言って、ぼったくられないようにしましょう。ここからはメーターで行くか、それとも定額にするかは自由です。混んでいてメーターの方が割高だと思ったら定額交渉をしてもいいと思います。とはいえ向こうの言い値は大体ふっかけてきているので、値切る事は必須です。また、複数人乗って割り勘する時は割りやすい数字で定額にしてもらうと面倒じゃないので良いですよ。
５、ムエタイの試合観戦はまずチケット予約を
タイに来たらぜひムエタイは見たいですよね。ムエタイは国民の娯楽で、本当にたくさんの人が来ます。僕としても、タイで最も楽しかった、１番いい経験だったのがムエタイ観戦です。楽しいムエタイ観戦ですが、注意点がいくつかあります。
まず、チケットを事前購入するのがベターです。現地人に聞くか、ホテルのコンシェルジュに電話させてみましょう。いくつかの会社が観光客向けにチケットをさばいています、その受付に何とかして行って、やっている日程、空いている席、値段を確認し、チケットを購入。大体週に３〜４日は試合が開催されます、日程的に見れないという事はないと思います。ちなみに時間は大体１８：３０〜２２：３０で、全１０試合、メインは７試合目辺りです。また、スタジアムが複数あるのですが、主なのは最近移転した、最大のムエタイスタジアムであるルンピニスタジアムです。 僕はここで観戦しました。少し古い情報だと、移転前の場所を書いてあったりして不確かですから、これについてもここで確実におさえておきましょう。
そして、ここでも渋滞の問題がつきまといます。ルンピニスタジアムまでは車で３０〜４０分なのですが、時間帯が夕方なので約４倍、９０〜１２０分かかります。僕の場合は、計算して１７：００にホテルを出ましたが、会場に着いたのは１８：４５ほど、試合は（前座ですが）始まってしまっていました。
あとディナーは先に済ませてしまったほうが良いと思います。ホテルに着くのは２３時とかです、結構お腹が空いてしまいます。ここでコンビニのカップラーメンを食べるのも、悪くは無いですが。
１、渋滞がハンパない
これが最も問題です。ピークは夕方５時〜８時、金・土曜に顕著。おおまかに予定の４倍の時間がかかってしまいます。空港からバンコク市内まで、空いていれば３０〜４０分程度で済むけれど、夕方の渋滞につかまると２時間はかかります。これがほとんどの観光客が出くわす最も大きな問題と行っても過言では無いと思います。例えば、予約していたレストランの時間に間に合わなかったり、ツアーの出発時間に間に合わなかったり、最悪帰国のフライトに間に合わなかったり…なんてことも。
これに対する対処法は、とにかく夕方の時間の移動を避ける事です。もしくは「一旦ホテルに帰る」など移動の必要がないように動く事です。例えば、どうしてもお土産を買いに行きたいという事であれば、買い物は午前中に済ませ、お昼にホテルに帰って一度荷物を置いて、すぐ出かける、といった具合です。また、鉄道を使うという手もあります。タイには地下鉄（MRT）とモノレール（BTS）がメインの鉄道として走っています。いずれも時間帯によっては混んだり遅れたりしますが、それでもピーク時の車移動よりはマシ。どうしても夕方に移動する必要が出てしまった場合、鉄道で移動する事をオススメします。
２、大気汚染に注意
これも渋滞に引き続いてほとんどの人が経験する問題です。タイでは大気汚染（おそらく排気ガス）がひどく、呼吸器系がやられます。現地の人でさえ、外を歩く人はハンカチで口を覆っていたり、口に布を巻いてバイクに乗っている、という人が散見されます。僕の友人は咳が止まらなくなってしまいました。発熱などの症状は無かったので、大気汚染物質に対する一種のアレルギー反応が起こったと考え、持っていた気道のクリアランスを上げる薬で対処しました。花粉症など、一定の気道過敏性を持っている人はこうなってしまうかもしれません。
対処法はマスクをするか、思いっきり粉塵を吸い込んでも体が反応しないように薬で抑えるか、しかないと思います。僕は大丈夫だったのでわかりませんが、本人は相当辛そうでした。こればかりは「食あたり」とは違って防げないので、日本から装備を持ち込む事をオススメします。
３、空港を間違えない
ドンムアン空港（DMK）とスワナプーン空港（BKK）があります。これらはバンコク市内から見ると反対方向にあるので、間違えて別の空港についてしまうと、空港間は約１時間かかりますから、かなり時間がロスします。渋滞なら３〜４時間かかってしまうかもしれません。そうなると、帰りのフライトに間に合わないという最悪の事態になりかねません。自分の航空会社はどちらの空港から行くのかチェックしておいた方がベター。 ちなみにDMKは国内線がメインで、国際線はエアアジアのみ。その他の国際線はBKKに集まっています。ですので、タイの他の地域に飛行機で行く人、エアアジアで別の国に行く人はDMK、その他の航空会社で出国する際にはBKKです（２０１５年３月現在）。覚えておきましょう。
４、タクシーにぼったくられないよう
まず、英語が通じないタクシー運転手がいます。ですのでタクシーに乗る前に、先に英語で行き先を告げて、わかるようであれば乗りましょう。わからなければ別のタクシーで。英語ができない人は大人しくHISなどのツアーにするのが良いと思います、ぼったくられるだけです。英語がそこそこできるけど、自信は無いという人は、念のためホテルのマップを印刷したものを日本から持って行きましょう。現地語で書かれたホテルの名刺があれば、なお良いと思います。
また乗ったら「By meter」と必ず言って、ぼったくられないようにしましょう。ここからはメーターで行くか、それとも定額にするかは自由です。混んでいてメーターの方が割高だと思ったら定額交渉をしてもいいと思います。とはいえ向こうの言い値は大体ふっかけてきているので、値切る事は必須です。また、複数人乗って割り勘する時は割りやすい数字で定額にしてもらうと面倒じゃないので良いですよ。
５、ムエタイの試合観戦はまずチケット予約を
タイに来たらぜひムエタイは見たいですよね。ムエタイは国民の娯楽で、本当にたくさんの人が来ます。僕としても、タイで最も楽しかった、１番いい経験だったのがムエタイ観戦です。楽しいムエタイ観戦ですが、注意点がいくつかあります。
まず、チケットを事前購入するのがベターです。現地人に聞くか、ホテルのコンシェルジュに電話させてみましょう。いくつかの会社が観光客向けにチケットをさばいています、その受付に何とかして行って、やっている日程、空いている席、値段を確認し、チケットを購入。大体週に３〜４日は試合が開催されます、日程的に見れないという事はないと思います。ちなみに時間は大体１８：３０〜２２：３０で、全１０試合、メインは７試合目辺りです。また、スタジアムが複数あるのですが、主なのは最近移転した、最大のムエタイスタジアムであるルンピニスタジアムです。 僕はここで観戦しました。少し古い情報だと、移転前の場所を書いてあったりして不確かですから、これについてもここで確実におさえておきましょう。
そして、ここでも渋滞の問題がつきまといます。ルンピニスタジアムまでは車で３０〜４０分なのですが、時間帯が夕方なので約４倍、９０〜１２０分かかります。僕の場合は、計算して１７：００にホテルを出ましたが、会場に着いたのは１８：４５ほど、試合は（前座ですが）始まってしまっていました。
あとディナーは先に済ませてしまったほうが良いと思います。ホテルに着くのは２３時とかです、結構お腹が空いてしまいます。ここでコンビニのカップラーメンを食べるのも、悪くは無いですが。