今日いつもの喫茶店でハンバーグを食べていたら、隣でマダムがクレジットカードの話をしていた。どうやら”○○がオトク”みたいな話から派生したみたいで、クレジットカードってポイント貯まってオトクなんでしょ?みたいな話の展開だった。そこであるマダムがこう言った。

 「クレジットカードって何か怖いのよねえ〜」 

 ほう。何が怖いのかと思って聞き耳をたてていると、こんな感じだった。
  1. 気づかない間に借金しちゃったりしてたら怖いわ 
  2. 失くして誰かに使われたらたまったもんじゃないもの
  3. いくら使ったか分からないのは怖い
  何だか”勝手に借金できてしまうカード”みたいな間違った認識を持っている気がした。
american-express-89024_640
 まず1に関しては、キャッシング機能をつけなければ良い。そうすればお金を借りたくても借りられない。

 次に2に関しては基本的に保証されている。使われた分こっちが払わないといけなくなるケースはあまり無い。

 最後に3、これは確かにそう。家計簿をつけている主婦も、繰り越しの支払いは帳簿的につけにくい。メモをとるにも、忘れたりする。iPhoneをもってて気軽にメモをつけられる現代人ならいいが、団塊世代のマダム達には厳しいし。だから生活必需品だけクレジット払いにしてしまえば良いと思う。ざっとこんな感じ。

携帯代  ¥20, 000(家族4人分)
固定電話 ¥ 5, 000
各種保険 ¥30, 000(クレジット払いできないものもある) 
公共料金 ¥25, 000
ガソリン ¥20, 000(車2台)
生活用品 ¥10, 000(子供2人のコンタクト代など)

合計 11万円、年間131万、約130万円。 これを1%ポイント還元のクレジットカード払いにすると13000円分のポイントになる。仮にこれを結婚して30年やったら39万円。労せずして銀婚式の豪華旅行に行ける。

無知、あるいは難しい事から逃げる姿勢、もしくは新しいテクノロジーに興味がわかない心情、いずれも罪だなあ、と思う。これから彼女たちがおばあさんになって、買い物もできなくなってきたらどうするのだろう。股関節が痛くて歩けなくなったらどうするのだろう。そんなとき、ネットショッピングとクレジットカードだけでも使えれば、随分楽になるのに。